薬剤師は転職に有利な職業か

私の姉は東京都内にある某私立大学の薬学部を卒業し、付属病院で10年間働いていました。しかし、院内の人間関係が複雑で、しかも病院内の派閥争いの影響を受けて、病院を辞めなければならない羽目になってしまいました。その結果、新しい仕事先を探すことになったのです。薬剤師の転職とは、薬剤師という資格を有する者を置かなければならない病院や薬局などの施設や、国や県、市町村などの公共団体、そして研究機関などが考えられます。

その中で、最初に姉が目指したのは、地元の県の職員でした。その理由は、男女問わず試験の結果で合否が決まるという平等性と、制限年齢がギリギリ間に合ったと言うことからでした。また、公務員ならどんなに不況に陥ったとしても食いっぱぐれはないと考えたからでした。しかし、現実には、大学卒業後相当の期間が過ぎた中で、試験勉強をはじめなければならなかったので、相当困難な道のりでした。結果として1次試験で落ちてしまいました。

次に目指したのは、隣町の漢方薬メーカーの研究施設でした。ここは、広大な敷地の中に立派な施設が整った研究所で、薬剤師の転職先としては理想的な職場だと思われました。しかし、そんな理想的な企業に中途採用で簡単に入れるわけはありません。大学の先輩や親類縁者のつてを頼ってなんとか面接試験までこぎ着けることができましたが、その会場には、「若干名」の募集にもかかわらず、100名を超える入社希望者が殺到していたのです。薬剤師でもやっぱり転職は難しい時代なのです。

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